被リンクや外部リンクにおけるIP分散について一石投じてみる
2009年6月24日 22:44 / カテゴリー【SEO対策】
SEOに多少でも従事していれば、内部SEOだ、外部SEOだといわれ、外部SEOなら被リンクだ!と叫ばれる昨今。そんな昨今において、やたらIP分散を売りにしている業者やサービスが目立ちます。
個人的な経験から言えば、効果があるのはIP分散ではなく、本当の意味での被リンク分散じゃないかな?と考えています。
「本当の意味での」と書いたのは理由があるのですが、ちょっとそれを書いてみたいと思います。
あってる保証もないし、あくまでも個人的な意見というか分析です。
最近は、IP分散も色々なサービスが出ていますし、サーバー会社がそれぞれ違うIPアドレスで複数レンタルできるといったようなサービスも出て紹介してる人も多く見受けられます。
私はアフィリエイトもしていますし、会社ではSEOを見ている身でもあるのですが、アフィリエイト出身のSEOの人々は、IP分散被リンクサービスを数多く提供しています。
また、SEOを生業にしている業者についても、最近では「IP分散は対応済みです。弊社のバックリンクシステムはIP分散してるのでご安心を。」と口を揃えて言っています。
要は、IP分散だ。IP分散だ。IP分散してないとダメですよ。と声を大にして言っています。
特に、クラスCから分散されているのでないと今は効果がないぞ。と言っている人達も多いと思います。
そんな中、先日の松尾さんのブログ記事にて、IP分散なんて無視。という、今の世の流れに一石投じるような素敵なエントリーがあったので便乗して書いてみました。
とはいえ、私はIP分散は無視とは思ってません。
というよりも、IP分散という概念ではなく、分散するのなら全部分散しなければと思ってます。
どういう事かというと、IP分散をしているサービスは、最低でもクラスCでの分散をしています。と謳っています。
そりゃ確かに全部クラスC以上で分かれていればより望ましいです。でも、それが「本物の効果ある分散」だとは私には到底思えません。
分散するのはIPアドレスだけでいいのか?
要は、そういう事です。分散はIPアドレスだけでいいのかい?と。
最近の検索エンジンは非常に賢くなってきています。
一昔前では考えられなかった事も、今では普通に検索エンジンは認識するようになってきているといえます。
クラスCでIPアドレスは分散はしたとして、ドメインの取得時期は?ドメインの所有者は?と挙げればキリがありません。
- http://www.yourdomain.com / 111.111.111.111 / Aさん取得
- http://www.yourdomain2.com / 111.111.112.111 / Aさん取得
- http://www.yourdomain3.com / 111.111.113.111 / Aさん取得
- http://www.yourdomain4.com / 111.111.114.111 / Aさん取得
- http://www.yourdomain5.com / 111.111.115.111 / Aさん取得
こうなった場合、IPアドレスだけ見れば、クラスCで全部別ってなりますが、ドメインの取得者が全部同じ人。ってモロ分かりです。
こういう場合、本当に分散していると声を大にして言えるのかどうかは、結構疑問じゃないかなと思います。
さらに突っ込んで言えば、IPアドレスの分散だけじゃなくて、分散しなければいけないのは多岐にわたると考えています。
ドメインやIPアドレス以外に個人的に分散しなければいけないのでは?と思われる候補を書いてみました。
- ドメインの取得時期の分散
- リンク元のドメインがいつ取得および再取得されたのかも分散すべきではないでしょうか。特にオールドドメインは一番最初に取得された時期がクローズアップされがちですが、再取得のタイミングが同じ日に一気に取得されてるとか不自然すぎです。
- ドメイン取得サービスの分散
- 全ドメインがValueDomeinでの取得とか怪しくないでしょうかね。そういう可能性はゼロではありませんが、普通にサイトを運営していて、自然に被リンクを貼ってもらっている場合って、リンク元のドメインの取得サービスもバラバラになるはずです。
- Whois情報の分散
- IPアドレスをいくら分散していたとしても、仮にドメインの取得者が株式会社○○○○とか、ヤマダ タロウと揃っていたりでもしたら、同じってバレバレじゃないでしょうか。
- ネームサーバー/DNSサーバーの分散
- この辺は突っ込んだ話になりますが、IPアドレスを分散してても、ドメインとそのIPアドレスを結び付けてくれるネームサーバーが全部同じとかだと、非常に怪しいものがあります。
- それぞれ変更する場合の分散
- Whoisやネームサーバーなどは、変えようと思えばいつでも変更可能です。そして、この変更って履歴が残ってたはずです。なので、誰がどのタイミングでどう変更したかなども全部分散すべきです。
ざっと挙げただけでも、これだけあがってきます。
日本Googleはまだ未対応なのか検索結果に表示されませんが、米Googleだと、Whois検索も可能になっていて、上記の情報が見れたりします。
という事で、私のこのサイト「http://with-d.net」をGoogleを使ってのWhois検索をしてみました。
引越ししたばっかりなので、ネームサーバーの変更とか、サーバー移転とか諸々の履歴が出てきています。
IPアドレスばかりに目がいきがちですが、本当に効果のあるIP分散って、ここまでしてこそじゃないかなって思います。
GoogleのWhois検索は結構凄いところまで引っかかってきてますよね。
with-d.netはvaluedomainで取得してるんですが、ここが所持してるドメイン数が出ていますし、このドメインが何回登録されたのかの履歴や、ネームサーバーの履歴、IPアドレスの履歴など色々見れますね。
GMOさんとか、会社がたくさんありその会社ごとに独立したSEOサービスを持っています。
ドメイン分散やIP分散と間逆を行くような、各ブログからの一括被リンクサービスとかも提供されたりしています。
これを申し込んでいる知人がいますが、Yahoo!でもGoogleでも検索結果の1ページ目というかTOP5には今見たら入ってました。
IP分散だ。IP分散だ。という気持ちはわかるのですが、本当にしなきゃいけないのは、単に表向きでIPアドレスだけを分散させるのではなくて、ここまでしてこその分散じゃないの?と密かに思っています。
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