多くの人が見落としやすいアクセス解析の見るべき項目とポイント
2009年6月 7日 15:18 / カテゴリー【IT/Web/Site】
アクセス解析と聞くと、色々と見なければいけない項目があります。
PDCAとまではいかなくても、色々な対策や検証などをしていくにあたり、アクセス解析ほど参考にできるものはありません。
ところが、意外とアクセス解析には重要な項目でもあるのに見ていない人が多い項目があるのです。この項目の本当の意味を知らずしては、アクセス解析は語れないと言っても過言ではありません。
アクセス解析と言えば、基本的にはGoogle Analyticsが多いかもしれません。
が、ビジネス界、特にITや大規模サイト運営に携わる人間であれば、SiteCatalystを使う事が多いです。
Analyticsにできない多くの事がCatalystだと出来るので、そういったところで見るべき項目もあるのですが、今回言いたいのは、そういう特殊なツールではなく、フリーのアクセス解析であっても見れる項目で見落としている項目です。
アクセス解析で一般の人が見る項目
アクセス解析で見る項目は、人によって様々かもしれませんが、その多くの人はだいたい以下の項目を見ているかと思います。
- ImpやPV、UU数などのアクセスの数に関する数値
- 曜日や時間など、アクセスの分布に関する数値
- 検索エンジンやキーワードなどSEO関連に関する数値
- どこから来たのかなどのリンク元関連の数値
多くの人が、こういった数値をまずメインに見ているかと思います。
コーダーであれば、IE6とIE7やFirefoxとSafariの分布を見たりするかもしれませんし、海外展開している人であれば、外国のアクセスはどれくらいか?などを見ている人もいるかもしれません。
ですが、実際には多くのサイトが見なければいけない項目がもう1つあるんです。
それは何か?というと画面解像度に他なりません。
意外と解像度を見ている人は少ないかもしれません。
毎日見る必要はありませんし、むしろどういった傾向にあるのかを掴むだけでいいと言えます。
ですが、この解像度の項目というのは非常に重要なのです。
解像度を見てわかること
解像度というと、出てくる数値は「1280×800」であったり、「1024×768」であったり、「1680×1050」となります。
果たして、これから何を推測できるでしょうか。
解像度というのは、まぁ簡単に言ってしまえば、画面の大きさ的な意味です。
ITやWEB系においては、そのサイトがどういう画面サイズで見られているかがわかるのです。
自分のサイトを見ているユーザーが、比較的小さいサイズ(コンパクトなノートパソコンなど)を使ってみているのか、それとも大きい画面サイズ(デスクトップや大きめノートパソコンなど)で見ているのかが分かります。
解像度から解析しなければいけないこと
では、そのサイズがわかったところで、どうすればいいのか?何に役立てていけばいいのか?という事になってきますが、これからわかることは色々あります。
基本的に、インターネットユーザーのネットリテラシーというのは、IT系にいるとあまり実感できないかもしれませんが、そう高くありません。特に一般のサイトがターゲットとしている属性は特にそうです。
ブラウザで占める割合もIE6がまだまだ非常に多いです。
Firefoxなんて、一般の人は聞いたことすらないって人も多くいます。
そういう事を踏まえて、アクセス解析の解像度の項目からは、ユーザーが見れる横幅が分かります。
自分のサイトの横幅と、見ている人の横幅がマッチしているのかどうか。これを確認する事ができるのです。これがマッチしていなければ、最悪の場合は自分のサイトを見ているユーザーの多くに、横スクロールバーが出てしまうといった事が考えられてしまいます。
特に理想とすべきは、左サイドにブックマークのツールバーを出しても、横スクロールが出ないとするサイト作りです。
サイトの横幅というのは、Yahoo!が横幅を950pxにしてから、暗黙の了解に950pxで作られる事が多くなりましたし、デファクトスタンダード的にもなっているように思えます。
ですが、それはYahoo!などのような主要ポータルだから許されているとも言えなくもありません。
実際、以前仕事を請けた事がある人と一緒にパソコンで操作方法を教えていたのですが、その方は、比較的解像度が高くないマシンを使っていたので、ブックマークツールバーを出していると横スクロールバーが出るのですが、Yahoo!を見るときだけ消してい使い、他の950pxのサイトを見ていたときは、ツールバーは出したままだったのです。
そして、一言、「この横に消えるサイトって使いにくいよね」と言ったのです。
これが、一般的に感じることなのか?!とカルチャーショックを受けたのを今でも覚えています。
全ての人がどう感じるかはわかりませんが、ユーザーが、どういった画面で見ていて、どう感じそうかというのは、作り手としては常に考えていかなければならないとも言えます。
そして、次にこれも非常に重要です。
特にEC系などのようなCVをそのサイトで取るページを持つ人は、これを考えて作らなければなりません。
先ほどは、横を見ましたが、次は縦を見ます。
縦を見て、どういう事がわかって、何を対策できるのか?というのを紹介していきたいと思います。
縦を見て分かることはズバリ、ファーストビューです。
ファーストビューとは、一番最初に表示されてスクロール無しに見れる領域です。
人間が誰かと会うときに、第一印象が重要であるのと同じように、サイトを見たりするときにも、やはりこのファーストビューというのが重要です。
ユーザーは、使うブラウザやインストールしているツールバーなどで若干の高さは変わってきますが、この解像度を見ることで、ユーザーがどの辺まで、まず最初に目にする事ができるかがわかる項目になります。
これがわかれば、以下に気を配って製作をする事ができます。
- ヘッダーなど共通の要素の高さ
- トップ画像の高さ
- 魅力ある惹き付ける画像の配置
- キャッチコピーの配置
この解像度を無視してサイト作りをしていると、ヘッダーなどがの共通メニューやロゴなどが邪魔していて、せっかく配置したキャッチコピーや魅力ある画像が、ファーストビューに現れず、ユーザーが離脱してしまう可能性が出てきてしまいます。
今の自分たちのサイトを見てくれているユーザーが、どれくらいの高さまで最初に見てくれているかは、これは作り手としては、常に把握しておかなければなりません。
いかがでしょう?
意外と、アクセス解析の画面解像度というのが重要性を持っているというのはお分かりいただけたのではないでしょうか。
ぜひ、画面解像度を見て、自分たちのサイトを見ている方がどういった画面で見ているのかを把握してみてください。
このエントリーに関連付けられたタグ一覧
トラックバック[0]
このエントリーのトラックバックURL
http://with-d.net/mt/mt-tb.cgi/92
このエントリーに対するコメントを投稿する(※=必須)
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。 承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)




