ネット料金とグロス料金などレップを含めたインターネット広告の流れ
2008年3月23日 23:44 / カテゴリー【IT/Web/Site】
前回ちょっとメディア運営でよく出てくる単語を書きましたが、結局のところ、ネットだグロスだと言ったりレップだと言った所で、流れが出てこないとわからないかなと思います。というか少し前まで自分もそうでした。結局よくわからん!ってなってました。
なので、広告代理店とレップなどと、メディアとのインターネット広告の流れの一番スタンダードというか基本の流れを簡単に説明してみたいと思います。といっても、自分も営業でもなく、単なる制作の一員なので、あまり詳しくないんですけどね...
とある会社(ここではA社とします)が新商品が出来たため、この新商品を宣伝したい!ということで、3000万の広告費を用意しました。
この3000万円の広告費を使って自社の商品を宣伝していく流れを見ていきたいと思います。
A社は広告費3000万円用意してます。しかしながらこの3000万円、どういう使い道をすれば一番良い効果が得られるんだろう...?と困り果ててしまいます。コネもなければ知識もない。どこに広告出せばいいんだ~となるわけです。
そこで、A社は広告掲載について、色々相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたりする広告代理店(ここではB社)に、この用意した3000万円を使って、新商品の宣伝をしたいんだ!なんとかしてくれ!と依頼をします。
依頼を受けたB社は、その3000万を具体的にどう使って宣伝するかをA社に提案します。1500万をテレビCMに使って、500万をラジオに使って、500万を雑誌、500万をネット。といった形になるかもしれません。
もしかしたら、3000万円全てをネットにつぎ込むかもしれませんし、ネットの宣伝をしないかもしれません。これはその時の会社によって様々だと思います。とはいえ、今回は上の例の通り「500万円」をインターネット広告費として費やす例でやっていきたいと思います。
さて広告代理店のB社は、この500万を使って効率的にネットで宣伝をしようと考えます。とはいえ、テレビや雑誌などと違い、ネットのサイトはすさまじい勢いで乱立し、すさまじい勢いで消えていき、すさまじい勢いで広告のメニューが変動します。なので、広告代理店もその流れについていくことがなかなか出来ません。
そこで、広告代理店は、そういったインターネット上のメディアやサイトのアクセス数や属性、広告料金や広告枠、想定IMP数などのデータを管理しているメディアレップ(ここではC社)に相談を持ちかけます。
ちょっとちょっとC社さんや。この500万を使って、A社の新商品をネットで宣伝したいんだけど、よさそうなサイト教えておくれよ!
こんな事を投げかけます。すると、メディアレップのC社は自分たちが持っているインターネットのメディアの情報(ターゲット属性やアクセス数や広告価格など)を集めたメディアシートなどを参考にしながら、その新商品の広告の出向先にどこがいいかを探します。
時には1サイトのみの場合もあれば、複数のサイトの場合もあります。これは予算に応じてという感じです。そうして探してきたサイトを運営している会社(ここではD社)に、A社の新商品の広告の掲載を、お願いできませんか?と打診します。
広告掲載の依頼を受けたD社は、今の自分のサイトの広告枠の空き具合を調べたり、その広告内容が自社メディアとマッチするか、グループ企業などに影響を与えないか等を審査して、広告掲載がOKかNGかの返答をします。
そして広告掲載がOKだった場合に、晴れてA社の広告が、D社の運営しているサイトに掲載されることになります。ここで、いったんまとめとして広告の流れを見てみましょう。
- 広告主のA社が広告代理店のB社に依頼
- 広告代理店のB社がメディアレップのC社に依頼
- メディアレップのC社がサイト運営会社のD社に依頼
- サイト運営会社のD社がメディアレップのC社に返答
- メディアレップのC社が広告代理店のB社に返答
- 広告代理店のB社が広告主のA社に返答
さて、ここで重要なのが、お金の流れになります。
A社が今回ネット広告費に用意している予算は500万円です。
では、A社が広告を出稿したD社に500万が入るか?となると、もちろんNOですよね。500万円全部がD社に入ってしまえば、途中の紹介をしたB社やC社にメリットがありません。なので、お金の流れとしては、こうなります。
- A社がB社に依頼(500万円)
- B社がC社に依頼(500万円-B社の手数料)
- C社がD社に依頼(500万円-B社の手数料-C社の手数料)
この手数料ってやつですが、だいたいネットというか広告業界の相場では、代理店、レップともに15%~20%が多いのではないかと思います。
ということで、A社がB社に依頼した際の500万がグロス料金ということになり、C社がD社に依頼した際の500万円から手数料分が引かれたものが、ネット料金ということになります。(あってますよね?)
実際には広告のパターンによっては、広告代理店の業務をメディアレップが同時にやる事もありますし、業種や業界によっては広告主と広告掲載のサイト運営会社が直接契約するパターンもあったりします。
さて、ここで手数料取られるのもったいないし、次回からそのクライアントと直接やり取りすれば、手数料かからないしその分安くできていいのでは?と思ったあなた。ある意味正解で、ある意味不正解です。というか結論を言うと、それは実際には絶対してはいけません。
万が一、代理店をすっ飛ばして、直接クライアントとやり取りすると、その後、広告代理店やメディアレップなどから総スカンを食らって相手にしてもらえなくなります。
といったところが、インターネット広告のおおまかな基本の流れになります。(自分も営業じゃないので広告受注の正式な流れなど詳しくないので間違えてたら教えてください。。。)
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