EFO対策も重要ですが、そもそものフォームについてを見直してみる
2009年6月15日 20:35 / カテゴリー【Creative】, 【IT/Web/Site】, 【SEO対策】
前回書いたEFO系のエントリーがメールもらったり反応良かったので、もうひとつ同じ話題を。
前回の書き方がちょっと悪かったかなと反省していますが、EFO対策というのは、何もツールなどを使って、エラーがすぐわかりやすくしたり、それを導いたりというだけではありません。
SEO対策をする前に、キーワード選びが重要なように、EFO対策にも、入力時にストレスなく入力してもらうようにするのも大事ですが、そもそもそれ以前に考えなければならないところもたくさんあります。
言って見れば、SEOに内部と外部があるように、EFOにも内部と外部があると考えてもらえればわかりやすいかと思います(多分)。もう少し突っ込んだ、私が考えるEFO対策を書いてみたいと思います。
メディア運営やネットショップ運営者などは、会員登録やアンケート、購入時などでフォームを使う事になります。
そして、運営者側目線に立ちすぎてしまうと、意味のないデータまで取ろうとしてしまう。という事が多くあります。
SEO対策においては、対策するキーワードを間違ってしまうと、外部SEO対策として、リンクをどれだけ貼っても、内部SEO対策としてのキーワード選びが失敗してしまっていると、そこで上位表示しても全く効果が得られないという結果になります。
フォームも同じです。
ツールなどを使ってEFO対策を施しても、そのフォーム自体に問題があったり、聞く項目がおかしかったり、無駄な質問が多かったり、聞かなくてもいい質問をとりあえずデータ取っておけば後で活かせるかもしれない...という事で聞きすぎていたりなどしてしまうと、フォームの入力などのサポートは抜群に優れているのに、なぜか最後まで入力してくれる事が少ないといった事もありえます。
ユーザー目線になって考えてみる
フォームを入力していく際に、重要なのが、ユーザー側にたって考えるという事です。
運営者だと、どうしても取っておきたい。後々生かせる。と考えてしまいがちです。
例えば、アンケートを取る時の例として、住所を聞かれているとユーザーは住所入力しないといけないの?と思う人が多いでしょうし、その時点で離脱する人も多いかと思われます。
意味もなく属性を取りたくて、住所や性別などなど特に必要ない項目を聞きすぎると、逆に面倒と感じてしまい離脱が増える事も考えられます。
こうなったとき、いくら入力時に使い勝手を良くしていても意味がありません。
EFO対策を試みる前に、フォームの項目において必要か必要でないかなど、ツールやスクリプトだけではなく、もっと根本的なところも考えていかなければなりません。
フォームとして注意すべき項目リスト
そこで、個人的に私が考えたフォームでここはチェックしておくべきだろう。というのを挙げてみました。
IT業界歴8年、EC暦5年、メディア運営暦5年、SEO暦5年、EFO暦6ヶ月(笑)の長年の経験と勘によるデータです。
設計時におけるEFO対策
- メールアドレスの確認
- たとえ確認があっても、その多くはコピペの可能性が高いです。なので間違う時は間違います。入力ミスを防ぎたいなら、コピペできないようにするか、わざわざコピペの手間を取らせないためにも、確認を無くすかのどちらかがおすすめです。
- フォームのクリアボタン
- 私はかつて、素人の人たちの後ろにたって、フォームの入力遷移などを確認するのに立ち会った事もあったのですが、フォームのクリアを意図的に押した方はいませんでした。むしろ、送信と間違えて、クリアを押して入力内容が消えてしまうと言う場面は何度も見ました。
- SSL承認マークの有無
- 最近の個人情報への意識の高さもあり、ユーザーも敏感です。SSL認証対応しているというベリサインなどの証明書は最低限の今や必須項目かと思います。
使い勝手や見やすさにおけるEFO対策
- 必須と任意の分かりやすさ
- 特にサイト独自のアンケート的な要素がある場合、必須と任意がわかりにくいような状況だと、エラーが頻発してしまって、途中でだれてしまいます。
- ブラウザの戻るは有効に
- 確認画面などを作る場合、「送信」「修正」と並べることも多いですが、修正を押すよりも、一般のユーザーは意外とブラウザの戻るボタンが大好きです。なのでブラウザの戻るボタンを有効にしておきましょう。
クリエイティブ面やツールで対応すべきEFO対策
- 郵便番号からの自動反映
- これは今はもう必須?と言ってもいいんじゃないかなと思います。一度経験したユーザーは自動反映しないと不便なサイトと思ってしまいます。
- エラーのリアルタイム表示
- エラーがあったら、できるだけその場で修正してもらえるようにしましょう。送信ボタンを押してズラーっとエラーが出ると萎えてしまいます。1つ1つの入力時に判断して表示するように対策しましょう。
- エラー場所の明確化、リンク化
- 全てをリアルタイムにチェックはできないとは思いますので、仮に送信ボタンや確認ボタンを押してエラーがあった場合に、すぐにそこへ移動できるのか、エラーの場所がすぐに判別できるのかといった事は重要です。ユーザーがエラーはどこ?と探さなくていいように対策しましょう。
- エラーアラートのわかりやすさ
- よくあるパターンが、何でエラーなの?と同じ入力を何度もしてしまって、それでもエラーでイライラして離脱する。というパターンです。例えば、全角で入力しなきゃいけないのに、半角で入力などをしていて、「入力エラーです」と表示するか、「半角文字ではなく、全角文字で入力してください」と書くかなど、いかにわかりやすく伝えれるかが重要です。
- フォームのレジューム
- 入力箇所が多い場合、途中で誤った操作をしたり中断しても、今まで入力した内容を保存しておけるようにしましょう。
- 出来る限りはシステム対応
- システムでそうなっているから。ではなく、できるだけシステム側で処理をしましょう。半角か全角かはどちらでもOKで、郵便番号での「-」の有無も、どちらも入力OKにしておき、システム側でデータが送信されて取り込む際に判別したり、自動で足りないところは補ったりするようにしましょう。
- istyleの設定
- 最近は携帯も大いに人気です。携帯入力はPCと比べてもストレスもはるかに大きいです。ですから、フリガナ入力なのに、入力しようと思ったら、「漢」が出てきて、入力を「ア」へ変更してからわざわざ入力しないといけないのでは、非常に面倒です。htmlのistyleを使って、その項目にあった文字入力をデフォルトで表示してあげるようにしましょう。
- メインのボタン以外を載せる場合は小さく薄く
- 最初にも書いたクリアのボタン。載せるというサイトポリシーの場合は、わかりやすく載せましょう。ユーザーはF視点で見るといわれていますし、左側が「送信」「確認」「決定」「購入」などと思う意識が強いです。「クリア」「修正」「戻る」などは右側に配置し、サイズを一回り小さくして、そして薄めに配置する事で、押し間違いなどを減らせます。
フォームの最適化は、一度行えばそれでOKというわけではありません。
最近では、フォームのどこでユーザーが離脱したのか、入力までに何分かかったのか、どういったキーワードで調べている人が、フォームからの申し込みに至ったのか、など分析できるツールも増えてきています。
こういったものを駆使しながら、フォーム最適化を随時見直したりしながら、一番入力がしやすいフォームへと近づけていきたいものです。
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